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INTERVIEW 04

TFAへの経理業務移管に向けて

出向者の立場から業務改善に取り組む

2021年入社

   アカウンティング業務部 株式会社東急百貨店に出向中(当時)   
   ※現在、経理マネジメント推進2課

小川 昌平

キャリア向け

期待を上回る成果を出す。

どんな作業でも

入社から5年。伝票起票や決算などの定型業務だけでなく、東急グループ会社の経理業務支援、共通会計システムの問い合わせ対応など、一般的な「経理」の領域を超えた多種多様な経験をさせてもらっています。日々の業務も変化に富んでいて、良い緊張感を持ちながら仕事に臨んでいます。

大学時代に学んだ会計の知識を幅広い業務で活かせるところに魅力を感じ、2018年に新卒で入社した三原さん。以後、東急連結グループが取り組む「連結経理体制最適化プロジェクト(以下、プロジェクト)」のメンバーとして着実に経験を積み上げ、自身のスキルアップにつなげてきました。若手が活躍するTFAの社風や求められる力について、自身の体験を踏まえて話を聞きました。

CHAPTER 01

出向先の経理メンバーと協力しながら業務改善を実現

中途入社した直後から、東急百貨店へ出向しています。出向先でのミッションは、TFAへの経理業務移管に向けた整理と準備。TFAのプロジェクト推進チームともやりとりをしながら日々業務にあたっています。

業務改善も出向先での大切なミッションの一つです。これまでの実績として、属人化していた残高管理をチーム制に変更し、台帳のフォーマットを統一。業務内容や進捗状況をチーム内で共有することで互いのフォローが可能になり、気づきの機会も増えて仕事の精度もアップしました。

改善にあたっては、経理部のメンバーと意見を交わしながら課題を洗い出し、対策を具現化しています。出向という立場でありながらも、改善の目的やメリットを理解してもらえるよう積極的に提案し、相手の話もきちんと聞いて仕組みを作れば人は動いてくれることを実体験として学ぶことができました。自分が提案した改善策によって経理メンバーの負荷が減り、喜んでもらえたときには、出向者として貢献できたという手応えを感じますね。

東急百貨店では多種多様な商品を扱っているほか、自社での仕入販売やテナントの販売収入など販売形態によって会計処理は異なります。また、顧客の支払い方法も現金・カード・QRコードなど様々で、それぞれに対応した処理方法が求められるなど、業界ならではのルールが多い印象です。

とはいえ、仕入や販売、支払、入金など、商流のパターンをある程度理解しておけば、高度な会計知識は必要ないと思います。一方で、自身の経理知識を活かしながら既存の業務に潜む課題を発見・提案し、全体最適の視点で物事を考え、判断する力が求められていると感じています。

さらに、出向先の経理担当者だけでなく、渋谷・本店をはじめ各地にある店舗の経理担当者や営業担当者とコミュニケーションをとることも大切です。それぞれの状況を直接把握することで的確なサポートが実現でき、業務改善につながりやすくなります。

求められるのは
経理知識をベースとした課題解決力

CHAPTER 02

そもそも出向の意義は、外部のリソースを入れることで組織の活性化を図ることにあると思います。私個人としては、出向から3ヶ月後にマネージャーとしてチーム運営を任されるようになり、チームとしての目標設定やタスク管理、メンバーのコーチングなどを通じてマネジメントのノウハウを習得することができました。

このほかにも、百貨店業界ならではの経理知識を身につけることができる、出向先の社員と一緒に仕事をすることで新たな人脈や信頼関係が生まれる、コミュニケーションが円滑になって気軽に意見やアイデアを交換し合えるなど、自身のスキルアップにつながる要素が多いと感じています。また、TFAに復職した際にも、出向先で得た情報やノウハウを他社の業務改善などに活かせることを大いに期待しています。

現在、TFAから東急百貨店への出向社員は私を含めて3名。月に1〜2回、TFAの社長と部長をまじえた定例ミーティングが実施され、現状報告や課題の共有などを通じて万全なフォロー体制を敷いていただいています。また、週次報告をチャットで送ると、社長から毎回ていねいなメッセージやアドバイスをいただき、出向していてもTFAの一員だと感じることができます。

出向先で得た知識や人脈が
自身のスキルアップにつながる

CHAPTER 03

頼れるビジネスパートナーとしてグループの発展に貢献したい

TFAへの経理業務移管ははあくまでも手段の一つであり、最終目的は東急グループの企業価値を高めることにあります。そのなかでTFAが果たすべき役割とは、高度な知識をもつ経理専門家集団として、グループ会社に寄り添いながら課題解決や業務改善を行い、将来的には各社のビジネスパートナーとして頼られる存在になることではないでしょうか。

私自身も、経理業務移管を実施した後も既存の方法を都度検証し、グループ会社の業務改善やサポートなどに携わって東急グループの発展に貢献していきたいと思います。

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